給湯器のエラー

給湯器のリモコンにエラー番号が出たら?

給湯器はお湯を作っていますが、操作をするとき(温度をかえたりお湯はりのスイッチを押したりするとき)はリモコンでやります。

リモコンは台所とお風呂場に付けられることが多いです。水回りのところにあると、いつでも温度を変更できま。屋内につける給湯器の場合、給湯器にリモコンがついているものもあります。

そんなリモコンですが、操作をする以外にお知らせ機能がついており、もし給湯器がなにかしら壊れている時にエラーを出してくれます。そのエラー番号をもとに、メーカーへ修理を頼んだり、給湯器を交換したりします。
電源を入れ直したりしばらくすると消えたりもするので、そういう場合は何度も出るようになったら故障している、と思いましょう。

エラー番号は各給湯器メーカーで同じ意味をもつものもありますが、違うものもあるので、ノーリツのエラー番号はノーリツの番号表をもとに調べてください。

またエラー番号は1つや2つではありません。給湯器のあらゆる部品の不調や点火具合、水量とか本当にたくさんの異常を感知して番号を出してくれます。

ノーリツのエラー番号

よくあるエラー番号

760:リモコンの伝送異常、リモコンと給湯器が正しく通信できません。再起動しても出る場合は修理か交換を依頼しましょう。
710:燃焼制御回路の異常、修理か交換を依頼しましょう。
290:中和器水位の異常、エコジョーズのみの機能です。修理か交換を依頼しましょう。
140:加熱防止装置が作動・温度ヒューズの断線、修理か交換を依頼しましょう。

その他もたくさんありますので、表示された番号を調べてみてください。

リンナイのエラー番号

632:ふろ水流スイッチの故障、追い焚き管の中にお湯が正常に吸い込まれていない状況です。フィルターの詰まり、モコモコ泡や炭酸ガスの入浴剤などが原因となる事も。フィルターを掃除し、再度追い焚きしても出る場合は修理か交換を依頼しましょう。
140:加熱防止装置が作動・温度ヒューズの断線、修理か交換を依頼しましょう。
502:自動湯はりの異常:部品交換で修理

その他もたくさんありますので、表示された番号を調べてみてください。

各メーカー共通のエラー番号

111、112、113:点火不良、お湯がでなくなったり追い焚きができない、暖房できないなど、なんらかの原因で点火できていません。ガスが供給されているか、プロパンガスが空になっていないか、外の雨風により失火している、結露が原因の可能性もあります。地震などで安全装置が働いている。部品故障によっても出るので、エラーリセットしても出るなら原因特定は業者さんに頼んだほうがよいでしょう。

121、122、123:給湯途中で点火不良:上記同様の理由が原因で、給湯途中に点火しなくなりお湯が作れなくなっています。点検を行いましょう。

これらのエラー番号は地震が発生した時に多くの家庭で表示されました。安全装置が動いてガスの供給を止めるからですね。

メーカーへ問い合わせる

エラー番号が出たら、ひとまずお使いの給湯器メーカーに連絡し、こんな番号が出ていると伝えて対処方法を聞きましょう。もし複数の番号が出る状態や、10年以上使っていたら修理を重ねていくよりも本体を交換してしまった方が良いです。